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【GMレポート】たのめナイン

 2015-12-05
▼作品紹介


今回紹介するのはするめデイズさんの作品、たのめナインです。


IMG_1960.jpg 

ゲームタイトルたのめナイン
製作するめデイズ
メカニクス分類変則的バースト
対象年齢10才~
プレイ時間15分
プレイ人数2~5人


箱裏の説明で簡単ルールとあり、プレイ時間も短かったので、友人らとのゲーム会で最初にこの作品を遊んだところ好評すぎて合計6ラウンドもプレイ。

結果、その日遊んだ時間の半分はこのゲームだったほど(笑

そんな何度も遊びたくなるような中毒性の面白さを持つこの作品をレビューしていきます。

▼内容物

IMG_1961.jpg
箱表面&裏面
約横70mm×縦100mmサイズ
ツルツル加工(正式名称不明)

 IMG_1964.jpg 
説明書1枚
まさかの漫画仕立て。しかし分かりやすく親切な内容。

IMG_1962.jpg 
金額カード9種類、各6枚
カードサイズは横63mm×87mmのポーカーサイズ。トレーディングカード用のスリーブが使える。
飯テロになりかねないので空腹時のプレイに注意。

IMG_1963.jpg 
特殊カード、おひや&お茶各3枚、するめ1枚
発声要素おしながきカード1枚

IMG_1965.jpg 
カード裏面


▼作品概要


居酒屋での会計の押し付け合いという、仲間内の飲み会でのゲームで負けた人間に奢ってもらう遊びをテーマにしているゲーム。

システムとしてのルールは3つだけで、「たのめナイン三箇条」として設けられている。
  • ひとつの店(誰かが場のカードを引き取るまで)では同じ料理を注文(場に出す)してはならない!
  • 合計額をキリ番(2000、3000、4000円 ※1000円は含まない)にできたら、その前の人が全額払って(場のカードを全て引き取る)次の店へ!
  • 全ての料理を注文することに成功したら(9種類全てを場に出す)、他の全員でワリカン!(プレイ人数によって場のカードを分配)

特殊カードのルールも3つで、
  • 手番順を逆にする「お茶(リバース)」
  • 手番を飛ばす「おひや(パス)」
  • 現在の場のカードをまとめて脇におき、次の引き取りが発生したときにそのプレイヤーが追加で受け取る「するめ(ツケ)」(※プロモカード)
と、これらのルールを覚えれば良いので非常にシンプルでインストしやすい内容となっている。

まずは共通の山札から手札を5枚ずつ配ってゲームスタート。

手番がきたら手札からカードを1枚場に出して、山札から1枚引く。

場の合計金額をキリ番にできたなら、キリ番にしたプレイヤーは「ゴチです!」と宣言して前手番のプレイヤーに場のカードを押し付ける。

同じ料理は注文できないというルールがあるので、手札からカードが出せない場合は「おあいそ!」と宣言して、そのプレイヤーは場のカードを全て引き取らなければならない。

100~900円のカード9種類目を場に出すことができたら、そのプレイヤーは「たのめナイン!」を宣言して、場のカードを他全員に分配して押し付けることができる。

押し付けられたり引き取ったカードは手元に置いておき、ゲーム終了時に手元にあるカードの枚数(合計金額ではない)がマイナス得点となる。

基本的なプレイの流れは、キリ番にできるチャンスがあれば即押し付けていき、できないなら自分が引き取らないようにするために、場のカードと自分の手札から出せるカードの金額を計算して、次のプレイヤーが出せないカードの金額となるようにしていく。

例:場に「ぎょうざ300円」「やきとり700円」で合計「1000円」、ここで「ビール500円」を出して合計「1500円」にすると、次のプレイヤーは「ビール500円」のカードは出すことができないので、支払いを回避できる。
ちなみにこの場合、次のプレイヤーは「やっこ200円」「にほんしゅ800円」を出せれば(合計1700、2300円)同じく支払いを回避できる安全圏となる。

山札がなくなったら「ラストオーダー」となり、残った手札でゲームを続け次の引き取りが発生したらゲーム終了。

残った手札は捨てて、手元にあるカードの枚数が一番多かった人が負けとなる。

▼プレイレビュー

IMG_1921.jpg 

この作品、箱裏面に書いてある簡単ルールという売り文句通り、とにかくインストが簡単

根幹的なルールの少なさとシンプルさもさることながら、説明書が漫画となっていることで万人に対して親切で、ルールの判り易さを助けている。

場のカードの金額を足していくという足し算要素があるため、5枚を超えるあたりで数が分からなくなって計算しなおしたりとテンポが悪くなるかもしれないので、公式で無料公開されているWEBアプリ「たのめナイン電卓」を使ったり、普通の電卓で合計金額を出すといいかも。

ゲーム内容では、作品概要で書いた基本的なプレイの流れで書いたとおりにゲームが進むかと言えばそうでもなく、頻繁に安全圏のカードが手札になく「このカードを出すと次のプレイヤーが○○円のカードを持ってたら引き取らされる…!」という状況に陥ることになります。

そういう場合は手札から出せるカードが複数あれば一番安全だと思えるカードに目星をつけて場に出すという考えどころ、そして次のプレイヤーがキリ番にできないのを祈るというスリリングを味わうことができ、このゲームの面白さの一部分となっている。

さらにこの作品の売りの部分として発声要素があり、これがこのゲームのテーマとでインタラクションをもたらしています。

居酒屋での飲み会というテーマを元に「ゴチです!」「おあいそ!」などの宣言する台詞や用語が上手く組み込まれていて、誰からともなく「いっぱい奢ってもらってすまんねーw」「ちょっとお茶で一服するわ~」「水飲んでるから支払いよろしくーw」などプレイに沿って居酒屋で交わしそうなやり取りが始まってゲームの盛り上がりに一役買っており、終始笑いながら楽しくプレイできました。

▼感想


最初、外箱のデザインやルールの内容からすごく地味なゲームだという印象があったものの、プレイ後は完全にテノヒラクルー。

時間のない社会人たちの平日夜の集まりで、半分の時間をこの短時間で1ゲーム終わる作品に費やしたという事実でどのくらいこの作品が面白かったかを伝えることができれば(笑

テーマ関連についてはプレイレビューですでに書いてあるので割愛。

システム面での100~900円の9種類で2000~4000円のキリ番を作るという数字ロジック的なプレイ感がライナー・クニツィアのゲームっぽいと思ったのは自分だけかな?w

プロモカードのするめ(ツケ)はゲームの盛り上がりのアクセントとして活躍するので入れたほうが面白いと思う。ただし、得点に格差ができやすいので、数回ラウンド制での合計マイナス点で競ったほうがいいかも(うちでは3ラウンド制でのプレイ)。

ゲームの収束面では、山札という一定のリソース切れが終了条件となっているので毎回のプレイ時間もあまりブレなく短時間で終われるはず。

ゲーム性、テーマ性、プレイ時間、インストなどもろもろの要素を踏まえて、ゲーム初心者から経験者まで幅広く誰とでも楽しめるゲームだと思います。


個人的にこれが序盤のセオリーじゃないかなという事項が2つあって
  • 2手番目の人は合計金額1000円にすると良い?(3手番目は2000円にできず、出せる安全圏カードが少なくなる)
  • 上の理由から1手番目は「ビール500円」を出すのが良い?(2手番が1000円にできず、100~400円以外を出すと3手番目に押し付けられる可能性が出る)
まあ使ったカード枚数などの状況で変わってくるので、参考程度で。

あとこれは自分の購入したものだけなのかも知れませんが、「おさしみ900円」のカード裏面に縦筋が入っていて、他のカードと見分けがつくようになってたり。
IMG_1966.jpg
左:通常 右:縦筋あり

ネット上で同じようなエラッタの情報は見なかったので、印刷ミスなら仕方ないから非透明のスリーブをつけるかな。

追記(12/15)
落丁だったようで、するめデイズさんの好意により正常なカードを頂きました。
ご丁寧な対応ありがとうございました。

以上、良作ゲームに感謝を込めて「ごちそうさまでした!」


▼販売情報


更新日現在、再頒布の情報は出ていないようです。

するめデイズさんの公式HPhttp://ajinoaru.everyday.jp/)、公式ツイッターhttps://twitter.com/surume_days)で情報が告知されるようなので、興味のある方はチェックしましょう。


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